こんにちは。
くしゃみ切り抜き動画を作り始めて1年が経ちました。
たくさんのくしゃみを切り抜き、その他いくつか取り組んだことがあるので、それらを振り返りたいと思います。
概要
1年間で、YouTubeチャンネルに投稿した動画数は46本でした。
総勢44名の方を切り抜き、くしゃみ回数は合計で6008回でした。
ここまで活動を続けられていることを嬉しく思います。
というわけで、ここまでに至った1年間を時系列順に振り返ります。
振り返り
まず活動のきっかけは、くしゃみを切り抜くことに多大な熱量を持ち、かつ切り抜き可能な状態にある人が実はほとんどいないのではないか、と思い始めたことです。これが2024年1月頃のことです。
そんな中、2024年2月に、あるVTuberの方が長期療養から復活されるという話があり、それに合わせて動画を作ろうと考えました。
私の性格的に、期限が迫らなければ動き始めないのですが、この復活の話があったことでついに行動に移しました。
そして、2日間ほどかけて簡易的な切り抜き自動化プログラムを作り、一番最初の動画(2024/02/11)が完成しました。
この動画では、単にシーンを繋げただけで、しかも回数も3回と非常に少ないです。
最新の動画と比べるとかなり見劣りすると思いますが、このときは無事動画作成できたことが嬉しかったです。
その9日後に2本目の動画を出しますが、この動画からは(くしゃみ助かる関連の)該当チャット数を載せるようにしました。遊び心でスパチャ金額も載せてみました。
やはり定量的なデータには説得力や面白さがあると思うからです。
もともと切り抜き箇所の候補を特定するためにチャットデータを使っていたため、この情報を載せるのは自然な発想でした。少しの労力で面白さが増すだろうという考えのもとです。
この頃はおそらく誰も見ないだろうと思って適当に動画を作っていましたが、ありがたいことに徐々に視聴する方が出てきました。
また、最初は自分のよく見る人だけを切り抜くつもりでしたが、素晴らしいくしゃみをする配信者がたくさんいることが分かってきたため、様々な配信者を調査しつつ切り抜くようになってきました。
中には、くしゃみ切り抜きによって見始めた配信者もいます。人の出会い方は様々あると思いますが、これはかなりのレアケースでしょう。
私は基本的に「くしゃみ全集」を作っているため、配信歴やくしゃみの頻度によって動画の長さはかなり変動します。
そんな中ついに、1時間超えの動画(2024/05/28)を作ることになりました。しかも、くしゃみ回数が500回以上ということもあり、100分超えの長尺になりました。
このあたりから、1～4時間の動画を作ることが当たり前に感じるようになってきます。
作業量は膨大ですが、くしゃみへの愛が上回っているので、問題なく活動を続けられています。
長い動画は大変な代わりに完成の達成感も大きいです。まぁその達成感に何の意味があるのかと言われればそれまでですが。
余談ですが、この方は当時ちょうどKU100のクラウドファンディングを実施しており、見事目標達成して今はKU100を使われています。
実は、ASMRで抑えずにくしゃみをしてくれる人はかなり少ない(私調査)ので、より高音質になったくしゃみを聞かせてくれることは大変嬉しく思います。
ここまでは単に時系列順に切り抜きを並べているだけでしたが、それでは素晴らしさが伝わり切らない場合があると感じていました。
そこで、動画の最初にハイライトを入れるようにしました。(2024/07/28)
最初に良いくしゃみを流すことで、まずは素晴らしさを知ってもらおうという取り組みです。
ハイライトの選定には主観が含まれてしまうものの、それも1つの価値だろうと考えました。
論文などでは最初に要旨(Abstract)があり、一目で内容を把握できるようになっています。そこから着想を得ました。
2024/07/31に、くしゃみ切り抜きの要望受付フォームを開設しました。
これは活動の中でもかなり大きな変化だったと思います。
自分で探すだけでは限りがあるし、くしゃみの種類に偏りが出てしまうと思ったため、試しに受け付けてみました。
すると、ありがたいことに想像を大幅に上回る要望をいただきました。
初めは来た要望をすぐに動画化する想定でしたが、私の力量を超えてしまいました。
具体的には、現在の要望数は122件で、そのうち11人の動画化ができています。
すべて動画化するまでには数年かかると思っています。待たせてしまっているのは申し訳ないですが、気長にお待ちください。
因みに、最初の要望の動画化(2024/08/01)は完全抑え系のくしゃみです。私は豪快なほうが好きなので抑え系はあまり切り抜いていませんが、良い機会だと思い選びました。
また、私が最も魅力的に感じるくしゃみにも出会うことができました。
要望の中には数々の素晴らしいくしゃみがありましたが、特出したくしゃみ(2024/08/19)を1つ取り上げます。
この方は豪快な飛沫系かつ連発系で、おそらく最も好評でした。(視聴数が最も多いです)
連発系ということもあり回数が800回以上でかなり多く、動画時間は3時間20分程度です。
この動画に対する意見として、「くしゃみカウンターがあればもっと面白かったと思う」(和訳)というような意見がありました。
確かに、動画時間が長い場合はどこを見ているか分かりづらいし、カウンターはかなり面白そうだと思いました。
これを受け、カウンターを表示する機能を自動化プログラムに追加し、3つ後の動画(2024/09/11)から動画内に「くしゃみカウンター」を表示するようにしました。
この動画は現状最長で、約5時間、くしゃみ回数は1200回以上です。
そのため、カウンターがかなり映えたのではないかと思います。
カウンターを表示するにはくしゃみをするタイミングを正確に記録する必要があるため、以前より少々動画作成の手間が増えますが、1.2～1.5倍程度の労力で済むと感じたため、採用に至りました。
2025/02/02に、くしゃみ切り抜き一覧ページを公開しました。
私の動画では、概要欄に毎回「助かる度」や「くしゃみレビュー」を記載しています。
これは、くしゃみフェチの視点でしか分からないことを言語化することに価値があると考えたからです。
助かる度を決める際、評価基準がぶれないように過去の点数を見ながら決めていますが、動画数が多くなるにつれて徐々にすべてを把握するのが難しくなってきました。
そこで、助かる度順に並べ替える機能が欲しいと思い、それならば一覧ページを作ればよいのではないかと考えました。
個人的には結構使いやすいページになったかなと思っています。スマホ用の調整が難しい(項目が多くてスマホの幅だと狭い)のが課題でしたが、調整用のボタンなどを用意して見やすくはできたと思います。
本当はYouTubeにそのような機能があれば良いんですけどね。まぁ高望みはできないので、結局一覧ページを作ることになりました。
そんな感じで1年が過ぎました。
自分としては頑張った方かなという気がしています。
ゆくゆくはくしゃみの辞書として使えるようなものを目指したいと思っています。
今後もこれまで同様活動を継続するつもりなので、もし楽しみにしてくださる方がいれば、今後もよろしくお願いします。
動画の質について詳しく
ここまで詳しくは触れなかった動画の質について、変遷を少し深堀りします。
切り抜き動画を作りながら、切り抜き自動化プログラムを改修(動画の質を向上)していくことも楽しみながら進めていたので、その内容を振り返ります。
まずは、先程も触れた通り、チャット数やコメント数、スパチャ金額を動画に表示するようにしました。
実は最初はコメント数は表示していませんでしたが、動画勢のくしゃみ切り抜き(2024/03/03)を作る際に、ライブチャットが存在しないのでコメントデータを使う必要があり、それに合わせてコメント数も表示するようにしました。
さらに、この動画(2024/03/17)からは動画タイトルも表示するようにしました。
私の動画では、すべてのタイムスタンプと元動画のURLを、概要欄またはコメント欄に記載するようにしていますが、それだけでは分かりにくいと思ったため、動画内にもタイトルを表示しました。
また、細かいですがスパチャ金額を円以外の通貨50種も集計するようにしました。
次に、ここまでは動画ごとに音量のばらつきがあったため、この動画(2024/07/21)から音量調整(音量正規化)をするようにしました。
これにより、動画内や異なる動画間で音量が大体同じくらいになったと思います。
この後、冒頭のハイライトとカウンター機能が追加されました。(2024/09/11)
音についてもう一点、実は切り抜きの結合部分に一瞬ノイズ音が入ることがあるという問題がありました。
可能な限り取り除くようにしていましたが、どうしても取り切れない場合もあり、取り除く作業にもかなりの時間を要していました。
そこで、人類の叡智(Stack Overflow)を駆使し、ようやく解決に至りました。
おそらくこの動画(2024/09/15)から修正を入れたはずなので、これ以降はノイズがないと思います。
私としても、動画作成の労力を大幅に減少できたので、かなり大きな改修でした。
最後に、この動画(2025/01/23)から動画右上に場面の説明を表示するようにしました。(ハイライト、時系列順、など)
ある動画について、動画冒頭がハイライトであることを認識できていないことが伺える意見がありました。
タイムスタンプには記載していましたが、確かにそれだけでは不親切だったため、動画内にも表示しました。
これらの経緯を経て、最新の動画に至ります。
自分の中ではかなり満足する質になったと感じているので、今後大きな変更はあまりないとは思いますが、また思いついたら面白い機能を追加していこうと思います。
因みに、今ある案としては、チャットを表示していない配信に対してチャットを表示する等です。
動画出力にかなり時間がかかるようになる気がするので、採用するかは微妙なところですが。
余談: 目の当たりにするVTuber事情
切り抜き活動をしていると、VTuberが活動を終えられるのをたまに見かけます。(いわゆる卒業)
もともと切り抜こうと思っていた方が活動終了するのは残念ですが、統計的にも3～4年程度で活動終了することが多い気がしているので仕方がないとは思っています。
切り抜きは本来配信者を応援する目的があるので、活動していない方の切り抜きはどうしても優先度が下がりますが、素晴らしいくしゃみを世の中に残したいという強い意志で動画化することはあると思います。
また、もともとの活動者が別のVTuberとして活動し始めるということもごく稀に見かけます。(いわゆる転生)
これに対しては様々な意見があることでしょう。
私は、くしゃみの素晴らしさは不変であり、どのような形であれそのくしゃみを私たちに届けてくれるならば、それはとても素晴らしいことだと考えます。
よって、私はこのような事情に対しては寛容な立場でいるため、もし切り抜きの要望を送りたい方がいれば、このような事情はあまり考えずに送っていただいて大丈夫です。
最後に
くしゃみ切り抜き活動の1年間を振り返りました。
くしゃみ切り抜きの真の目的は、くしゃみの素晴らしさを広めること、特に届くべき人のもとへ届けることです。
この目的を達成すべく、今後も切り抜き活動に励みます。
最後に、くしゃみを魅せてくださるすべての人々に感謝を。
それでは、また。
コメント一覧