こんにちは。
今回の記事は、8世代S5(シリーズ3)でのフェアリー統一の構築記事です。
S7(シリーズ4)での構築記事もあるので、良かったら読んでください。
サブロムでスーパーボール級 (9) からマスターボール級になるまで使い続け、マスターボール級では試しに3戦しました。
結果は 8勝0敗 でした。
以前作った、シリーズ2でのフェアリー統一の構築が以下の構築で、今回の構築は以前の構築を改良したものとなっています。
この記事では以前の構築に対する変更点を中心に書いていきます。
使用可能なフェアリータイプ
まずは、8世代シリーズ3の時点で使用可能なフェアリータイプのポケモンを一覧にしました。
以下の20体が使えるポケモンで、上2体が新たに解禁されたポケモンです。(最終進化形のみ表示)
ポケモン | タイプ |
---|---|
アシレーヌ | みず / フェアリー |
キュウコン (アローラ) | こおり / フェアリー |
ピクシー | フェアリー |
ギャロップ (ガラル) | エスパー / フェアリー |
マタドガス (ガラル) | どく / フェアリー |
バリヤード | エスパー / フェアリー |
サーナイト | エスパー / フェアリー |
クチート | はがね / フェアリー |
トゲキッス | フェアリー / ひこう |
エルフーン | くさ / フェアリー |
フレフワン | フェアリー |
ペロリーム | フェアリー |
ニンフィア | フェアリー |
アブリボン | むし / フェアリー |
マシェード | くさ / フェアリー |
シルヴァディ | フェアリー |
ミミッキュ | ゴースト / フェアリー |
ブリムオン | エスパー / フェアリー |
オーロンゲ | あく / フェアリー |
マホイップ | フェアリー |
プリンは……まだ……?
今までの構築できつかった 炎、鋼 に対して有利に戦えるアシレーヌが追加されたことが非常に大きいです。
キュウコン (アローラ) は鋼弱点がフェアリーと被っているので、フェアリー統一には向かないと思われます。
構築の狙い
以前の構築とコンセプトはあまり変わりませんが、基本選出は多少変わっています。
ペロ + アシレ + ミミ
ペロリームのねばねばネットで相手のSを下げることで、ミミッキュを通していく選出です。
フェアリー統一に強い炎(エースバーン等)や鋼(アーマーガア等)に対してはアシレーヌで戦います。
アシレ + ミミ + ロンゲ
カビゴン等のきついポケモンやどうしようもないポケモンがいた場合、オーロンゲでごまかします。
アシレーヌかトゲキッスかは、相手の構築を見て判断します。
アブリボン or ペロ + キッス + ミミ
受け寄りのパーティに対しては前回同様、眼鏡トゲキッスのエアスラッシュを押し付けていきます。
トゲキッスの上を取ってくるポケモンがいれば、ねばねばネット or 蝶舞バトン で対処します。
個体解説
まず、前回からの変更点です。
アシレーヌ
ポケモン | アシレーヌ |
---|---|
特性 | げきりゅう |
性格 | ひかえめ (C↑ A↓) |
持ち物 | ウイのみ |
実数値 (努力値) | H: 167 (92) A: 84 B: 113 (148) C: 187 (188) D: 137 (4) S: 90 (76) |
技 | うたかたのアリア ムーンフォース アクアジェット リフレクター |
調整意図
H: 8n – 1 の最小値
C: 11n の最大値
S: アーマーガア +3
B: 残り
採用経緯
フェアリーが苦手とする炎や鋼への対抗手段として採用しました。
少し低めのBを補うため、Hを削ってかなりBに振っています。
対面性能を高めるためのアクアジェット、ダイウォールとなる技のうち最も汎用性の高いリフレクターを採用しました。
持ち物は、高い耐久力を生かす 1/3回復実 にしていますが、回復実によって特性のげきりゅうが発動しなくなるというアンチシナジーがあるため、別の道具にするのもありだと思っています。
選出率: 2位
ミミッキュ
ポケモン | ミミッキュ |
---|---|
特性 | ばけのかわ |
性格 | ようき (S↑ C↓) |
持ち物 | いのちのたま |
実数値 (努力値) | H: 131 (4) A: 142 (252) B: 100 C: – D: 125 S: 162 (252) |
技 | つるぎのまい かげうち ゴーストダイブ じゃれつく |
変更点
ミミッキュにダイマックスを切ることが多いため、通りの良いダイホロウの威力がなるべく高くなるよう、シャドークロー → ゴーストダイブに変更しました。
ゴーストダイブのデメリットよりも、ダイホロウの威力上昇のメリットの方が大きかったと思います。(特に、フェアリー統一なので)
選出率: 1位
ペロリーム
ポケモン | ペロリーム |
---|---|
特性 | かるわざ |
性格 | おくびょう (S↑ A↓) |
持ち物 | オボンのみ |
実数値 (努力値) | H: 188 (244) A: – B: 106 C: 105 D: 106 (84) S: 126 (180) |
技 | ねばねばネット あくび がむしゃら かえんほうしゃ |
変更点
1ウエポンを、フェアリー統一に良く出てくるポケモンに刺さりやすい かえんほうしゃ に変更しました。(元はマジカルシャイン)
選出率: 3位
オーロンゲ
ポケモン | オーロンゲ |
---|---|
特性 | いたずらごころ |
性格 | わんぱく (B↑ C↓) |
持ち物 | こうこうのしっぽ |
実数値 (努力値) | H: 202 (252) A: – B: 121 (196) C: – D: 103 (60) S: 80 |
技 | トリック リフレクター ひかりのかべ イカサマ |
調整意図
B: 11n の最大値
D: 残り
変更点
どうしようもないポケモンに こうこうのしっぽ を渡すか、カビゴンから木の実を奪うという仕事ができる型にしました。
壁は、ミミッキュが1回積む間だけ存在していれば良いので、ひかりのねんどの型にはしていません。
型の変更に伴い、性格や実数値も変更しています。
以前の構築よりもかなり選出しやすくなったと思います。
選出率: 5位
次に、前回から変更がなかったポケモンたちです。
アブリボン
ポケモン | アブリボン |
---|---|
特性 | りんぷん |
性格 | おくびょう (S↑ A↓) |
持ち物 | きあいのタスキ |
実数値 (努力値) | H: 135 A: – B: 81 (4) C: 147 (252) D: 90 S: 193 (252) |
技 | ちょうのまい みがわり バトンタッチ ムーンフォース |
選出率: 6位
トゲキッス
ポケモン | トゲキッス |
---|---|
特性 | てんのめぐみ |
性格 | おくびょう (S↑ A↓) |
持ち物 | こだわりメガネ |
実数値 (努力値) | H: 161 (4) A: – B: 115 C: 172 (252) D: 135 S: 145 (252) |
技 | エアスラッシュ マジカルシャイン かえんほうしゃ はどうだん |
選出率: 4位
使ってみた感触、考察
水フェアリーが追加されたことが非常に大きかったです。(正直、水フェアリーなしでフェアリー統一を組むのは不可能だと思っています)
これにより、以前の構築よりも圧倒的に戦いやすくなりました。
今後、クレッフィ等の 鋼フェアリー が追加されたら、若干サイクルを回すようなパーティも作れると思います。
また、今回の構築では、(タイプ上不利ではない)ミミッキュやカビゴンがきつかったため、エルフーンを採用するのもありだと感じました。
エルフーンを選出する場合は、サイクルを回すのではなく、最初の2体でできるだけ相手を削り、ラストエルフーンで相手を詰ませます。
6月の追加コンテンツでカプなどが追加されたらまたパーティを変更するつもりです。
それでは、また。
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