こんにちは。
ついに、本日 2020/07/01 から追加コンテンツ「鎧の孤島」で追加されたポケモンたちが解禁され、ランクバトルがますます楽しくなることと思います。
この記事は、8世代の追加コンテンツ解禁前最後(シーズン7、シリーズ4)のフェアリー統一の構築記事です。
以前作ったフェアリー統一の構築は以下の記事にまとめてあります。本構築はこの構築を改良したものとなっています。
スーパーボール級からマスターボール級になるまで使い続け、結果は 14勝5敗(勝率 74%)でした。
使用可能なフェアリータイプ
まずは、8世代シリーズ4の時点で使用可能なフェアリータイプのポケモンを一覧にしました。(最終進化形のみ表示)
アシレーヌとアローラキュウコンは、シリーズ3で解禁されています。
ポケモン | タイプ |
---|---|
ピクシー | フェアリー |
キュウコン (アローラ) | こおり / フェアリー |
ギャロップ (ガラル) | エスパー / フェアリー |
マタドガス (ガラル) | どく / フェアリー |
バリヤード | エスパー / フェアリー |
サーナイト | エスパー / フェアリー |
クチート | はがね / フェアリー |
トゲキッス | フェアリー / ひこう |
エルフーン | くさ / フェアリー |
フレフワン | フェアリー |
ペロリーム | フェアリー |
ニンフィア | フェアリー |
アシレーヌ | みず / フェアリー |
アブリボン | むし / フェアリー |
マシェード | くさ / フェアリー |
シルヴァディ | フェアリー |
ミミッキュ | ゴースト / フェアリー |
ブリムオン | エスパー / フェアリー |
オーロンゲ | あく / フェアリー |
マホイップ | フェアリー |
来シーズンからプリンも参戦するよ!
鋼と毒の一貫を切ることができないので、サイクルではなく対面寄りの構築にしています。
構築の狙い
本構築の基本選出をまとめました。
アシレ + ミミ + エルフーン
比較的通りの良いアシレーヌやミミッキュで相手を削り、最後にエルフーンで詰ませる戦い方です。
物理アタッカー主体の構築に対しては特によく刺さります。
ペロ + アシレ + ミミ
相手のSを下げればミミッキュが通りそうな場合は、初手にペロリームでねばねばネットを撒きます。
接地しているポケモンが多い場合はよく刺さります。
キッス + ミミ
低速受けサイクルに対しては、眼鏡トゲキッスのエアスラッシュを押し付けて戦います。
必要に応じて、ねばねばネットを使うこともあります。
個体解説
アシレーヌ
ポケモン | アシレーヌ |
---|---|
特性 | げきりゅう |
性格 | ひかえめ (C↑ A↓) |
持ち物 | ウイのみ |
実数値 (努力値) | H: 167 (92) A: 84 B: 113 (148) C: 187 (188) D: 137 (4) S: 90 (76) |
技 | うたかたのアリア ムーンフォース アクアジェット リフレクター |
調整意図
H: 8n – 1 の最小値
C: 11n の最大値
S: アーマーガア +3
B: 残り
採用経緯
貴重な水フェアリーのポケモンであり、フェアリーが苦手とする炎や鋼への対抗手段として採用しました。
少し低めのBを補うため、Hを削ってかなりBに振っています。
対面性能を高めるためのアクアジェット、ダイウォールとなる技のうち最も汎用性の高いリフレクターを採用しました。
持ち物は、高い耐久力を生かす 1/3回復実 にしていますが、回復実によって特性のげきりゅうが発動しなくなるというアンチシナジーがあるため、別の道具にするのもありだと思っています。ただ、回復実はリフレクターとの相性が良いため採用しました。
選出率: 2位
ミミッキュ
ポケモン | ミミッキュ |
---|---|
特性 | ばけのかわ |
性格 | ようき (S↑ C↓) |
持ち物 | いのちのたま |
実数値 (努力値) | H: 131 (4) A: 142 (252) B: 100 C: – D: 125 S: 162 (252) |
技 | つるぎのまい かげうち ゴーストダイブ じゃれつく |
採用経緯
数少ないフェアリーの物理アタッカーで、かつ通りの良いゴーストタイプを持っているため採用しました。
単体性能が非常に高いため、基本的にはミミッキュにダイマックスを切ります。
ゴーストダイブかシャドークローは好みで選んでください。個人的には、ダイマックスを切ることが多いことからゴーストダイブの方が使い勝手が良いと感じました。
選出率: 1位
エルフーン
ポケモン | エルフーン |
---|---|
特性 | いたずらごころ |
性格 | ずぶとい (B↑ A↓) |
持ち物 | たべのこし |
実数値 (努力値) | H: 167 (252) A: – B: 150 (252) C: 97 D: 96 (4) S: 136 |
技 | やどりぎのタネ コットンガード みがわり ムーンフォース |
採用経緯
ミミッキュ、カビゴン、ギャラドス等、対処しにくい物理アタッカーへの対策として採用しました。
コットンガードによる詰ませ性能が高く、3タテできることもあります。
他2体でエルフーンが苦手な相手をいかに削れるかが重要になります。
選出率: 3位
ペロリーム
ポケモン | ペロリーム |
---|---|
特性 | かるわざ |
性格 | おくびょう (S↑ A↓) |
持ち物 | オボンのみ |
実数値 (努力値) | H: 188 (244) A: – B: 106 C: 105 D: 106 (84) S: 126 (180) |
技 | ねばねばネット あくび がむしゃら かえんほうしゃ |
調整意図
H: 2n
S: かるわざ時 S+1 最速100族 抜き かつ、準速70族抜き
D: 残り
採用経緯
ミミッキュやトゲキッスを通すために場を整えるポケモンとして採用しました。
ねばねばネットでSを下げると、ミミッキュがほぼすべての敵を抜くことができます。
起点回避のため、あくび や がむしゃら を採用しています。
Sさえ下げればミミッキュやトゲキッスを通せるという場合は積極的に初手に選出します。
1ウエポンは好きな技を使ってください。
選出率: 4位
オーロンゲ
ポケモン | オーロンゲ |
---|---|
特性 | いたずらごころ |
性格 | わんぱく (B↑ C↓) |
持ち物 | こうこうのしっぽ |
実数値 (努力値) | H: 202 (252) A: – B: 121 (196) C: – D: 103 (60) S: 80 |
技 | トリック リフレクター ひかりのかべ イカサマ |
調整意図
B: 11n の最大値
D: 残り
採用経緯
どうしようもないポケモンに こうこうのしっぽ を渡すか、カビゴンから木の実を奪うという仕事ができる型にしました。
壁はミミッキュが1回積む間だけ存在していれば良いので、ひかりのねんどの型にはしていません。
選出率: 6位
トゲキッス
ポケモン | トゲキッス |
---|---|
特性 | てんのめぐみ |
性格 | おくびょう (S↑ A↓) |
持ち物 | こだわりメガネ |
実数値 (努力値) | H: 161 (4) A: – B: 115 C: 172 (252) D: 135 S: 145 (252) |
技 | エアスラッシュ マジカルシャイン かえんほうしゃ はどうだん |
採用意図
通りの良いひこう打点を持つポケモンとして採用しました。
通常は弱保やラムを持ったトゲキッスにダイマックスを切ることが多いと思いますが、この構築ではできるだけミミッキュにダイマックスを切りたいので、トゲキッスにはなるべく切らないように立ち回ります。
受けサイクルに対してかなり強く戦えます。
受けサイクル破壊に特化するのであれば、みがわり + わるだくみ 型にするのもありだと思いました。
選出率: 5位
最後に
現環境でも、フェアリー統一でそれなりに戦えたので満足しています。
追加解禁後は他のフェアリータイプやカプが追加されるので、マスターボール級でも上位を目指せるような構築を作りたいと思っています。
それでは、また。
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