こんにちは。
「鎧の孤島」の解禁により新たなポケモンたちが追加され、フェアリータイプのラインナップも充実してきました。
この記事は、8世代の鎧の孤島解禁後(シーズン9、シリーズ5)でのフェアリー統一の構築記事です。
以前作ったフェアリー統一の構築は以下の記事にまとめてあります。興味のある方は是非読んでみてください。



サブロムでモンスターボール級からマスターボール級になるまで使い続け、結果は 15勝2敗(勝率 88%)でした。

使用可能なフェアリータイプ
8世代シリーズ5の時点で使用可能なフェアリータイプのポケモンを一覧にしました。(最終進化形のみ表示)
シリーズ5で新たに追加されたのは、太字の5体です。
| ポケモン | タイプ |
|---|---|
| ピクシー | フェアリー |
| キュウコン (アローラ) | こおり / フェアリー |
| プクリン | ノーマル / フェアリー |
| ギャロップ (ガラル) | エスパー / フェアリー |
| マタドガス (ガラル) | どく / フェアリー |
| バリヤード | エスパー / フェアリー |
| マリルリ | みず / フェアリー |
| サーナイト | エスパー / フェアリー |
| クチート | はがね / フェアリー |
| トゲキッス | フェアリー / ひこう |
| エルフーン | くさ / フェアリー |
| フレフワン | フェアリー |
| ペロリーム | フェアリー |
| ニンフィア | フェアリー |
| デデンネ | でんき / フェアリー |
| クレッフィ | はがね / フェアリー |
| アシレーヌ | みず / フェアリー |
| アブリボン | むし / フェアリー |
| マシェード | くさ / フェアリー |
| キュワワー | フェアリー |
| シルヴァディ | フェアリー |
| ミミッキュ | ゴースト / フェアリー |
| ブリムオン | エスパー / フェアリー |
| オーロンゲ | あく / フェアリー |
| マホイップ | フェアリー |

ついにプリンも参戦したよ!
構築の狙い
本構築の基本選出をまとめました。
[ブリムオン or クレッフィ] + マリルリ + ピクシー
まず、ブリムオンでトリックルーム展開をするか、クレッフィで壁展開をします。
その後、マリルリを通すか、ピクシーで積みます。
ミミッキュ + トゲキッス
受け寄りのサイクル構築に対する選出です。
初手にメンヘラミミッキュを出して荒らし、トゲキッスで突破を狙います。
個体解説
ブリムオン

| ポケモン | ブリムオン |
|---|---|
| 特性 | マジックミラー |
| 性格 | れいせい (C↑ S↓) |
| 持ち物 | きあいのタスキ |
| 実数値 (努力値) | H: 164 (252) A: – B: 116 (4) C: 206 (252) D: 123 S: 30 (個体値0) |
| 技 | サイコキネシス マジカルフレイム ミストバースト トリックルーム |
調整意図
H: 特化
C: 特化
S: 最低値
採用経緯
初手にトリックルーム展開をするポケモンとして採用しました。
鎧の孤島の教え技「ミストバースト」でトリックルームを張った後すぐに退場できるので、裏のポケモンに確実に3ターン渡すことができます。
さらに、フェアリーで重い毒や鋼に対する有効打を持つことができるので非常に強力です。
また、特性「マジックミラー」により、相手の展開を阻止することができます。
選出率: 2位
クレッフィ

| ポケモン | クレッフィ |
|---|---|
| 特性 | いたずらごころ |
| 性格 | ずぶとい (B↑ A↓) |
| 持ち物 | ひかりのねんど |
| 実数値 (努力値) | H: 164 (252) A: – B: 143 (148) C: – D: 121 (108) S: 95 |
| 技 | リフレクター ひかりのかべ でんじは イカサマ |
調整意図
H: 特化
B: 11n の最大値
D: 残り
採用経緯
ブリムオンを出せないときに壁展開をするポケモンとして採用しました。
耐性が非常に優秀なので、ほとんどの場合両壁を張ることができます。
自主退場ができないので、うまく立ち回る必要があります。
選出率: 6位
トゲキッス

| ポケモン | トゲキッス |
|---|---|
| 特性 | てんのめぐみ |
| 性格 | ひかえめ (C↑ A↓) |
| 持ち物 | たべのこし |
| 実数値 (努力値) | H: 161 (4) A: – B: 115 C: 189 (252) D: 135 S: 132 (252) |
| 技 | エアスラッシュ かえんほうしゃ わるだくみ みがわり |
調整意図
H: 特化
C: 特化
採用経緯
受けサイクルを突破するためのポケモンとして採用しました。
状態異常系の技を回避するためのみがわりを持たせています。
アーマーガアを考慮し、マジカルフレイムではなくかえんほうしゃを採用しました。
たべのこしはみがわりやエアスラッシュの怯みとの相性が良いです。
選出率: 5位
ミミッキュ

| ポケモン | ミミッキュ |
|---|---|
| 特性 | ばけのかわ |
| 性格 | おくびょう (S↑ A↓) |
| 持ち物 | こうかくレンズ |
| 実数値 (努力値) | H: 139 (68) A: – B: 124 (188) C: – D: 125 S: 162 (252) |
| 技 | でんじは みがわり のろい いたみわけ |
調整意図
S: 特化
H: 4n + 3、みがわりが無振りドヒドイデのねっとうを確定耐え
B: D – 1
採用経緯
受けサイクルに圧をかけるポケモンとして採用しました。
いわゆるメンヘラ型ミミッキュです。
選出率: 4位
ピクシー

| ポケモン | ピクシー |
|---|---|
| 特性 | てんねん |
| 性格 | おだやか (D↑ A↓) |
| 持ち物 | オボンのみ |
| 実数値 (努力値) | H: 201 (244) A: – B: 123 (236) C: 116 (4) D: 124 (20) S: 81 (4) |
| 技 | コスモパワー めいそう つきのひかり ムーンフォース |
調整意図
H: 2n – 1
D: B + 1
採用経緯
相手の残りポケモンを詰ませるポケモンとして採用しました。
マリルリで相手を削った後、コスモパワーで残りのポケモンを詰ませるというのが基本的な戦い方です。
アタッカーの多い構築に対して刺さりやすいです。
選出率: 3位
マリルリ

| ポケモン | マリルリ |
|---|---|
| 特性 | ちからもち |
| 性格 | いじっぱり (A↑ C↓) |
| 持ち物 | いのちのたま |
| 実数値 (努力値) | H: 207 (252) A: 112 (252) B: 100 C: – D: 101 (4) S: 70 |
| 技 | アクアジェット アクアブレイク じゃれつく ばかぢから |
調整意図
H: 特化 (通常のマリルリはH実数値203~205が耐久効率最大ですが、珠ダメ1回以上でH特化が耐久効率最大となります)
D: B + 1
採用経緯
火力が高く、技の通りが良いポケモンとして採用しました。
本構築のエースポケモンです。
トリックルーム残り3ターンでダイマックス3ターンを消費しつつ雨を降らせたりAを上げたりし、トリックルームが切れてからはアクアジェットで相手を削ります。
雨とピクシーのつきのひかりは相性が悪いので、なるべく早い段階で雨を降らすか、降らす必要がないなら不用意にダイストリームを使わないというのが重要です。
選出率: 1位
最後に
今回作ったフェアリー統一は、最前線でも戦えるだけのスペックを持っていると感じました。
特にマリルリやピクシーが非常に強かったので、皆さんも是非使ってみてください。
それでは、また。


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