こんにちは。
この記事は、第9世代レギュレーションJ/シーズン37(伝説と幻2体) のフェアリー統一の構築記事です。
本ルールでは、幻のポケモンであるマギアナとディアンシー、アルセウスが使えます。
一応いずれも専用技を持っているので面白そうです。
初めに断っておきますが、マスターボール級に到達するまでにかなり苦労しました。
ザシアンの弱体化が痛すぎますね。早く元に戻してください。


ランクバトルの対戦戦績は次の通りでした。
S37: 48勝46敗 / 94戦 (勝率 51.1%)

レンタルパーティはある程度の期間公開しておきます。

過去のフェアリー統一の構築記事 ↓

使用可能なフェアリータイプ
9世代レギュレーションJの時点で使用可能なフェアリータイプのポケモンを一覧にしました。(最終進化形のみ表示)
一覧を表示
レギュレーションJで新たに追加されたのは、太字の3体です。
| ポケモン | タイプ |
|---|---|
| ピクシー | フェアリー |
| キュウコン (アローラ) | こおり / フェアリー |
| プクリン | ノーマル / フェアリー |
| マタドガス (ガラル) | どく / フェアリー |
| マリルリ | みず / フェアリー |
| グランブル | フェアリー |
| サーナイト | エスパー / フェアリー |
| アルセウス | フェアリー |
| エルフーン | くさ / フェアリー |
| フラージェス | フェアリー |
| ニンフィア | フェアリー |
| デデンネ | でんき / フェアリー |
| メレシー | いわ / フェアリー |
| クレッフィ | はがね / フェアリー |
| ディアンシー | いわ / フェアリー |
| アシレーヌ | みず / フェアリー |
| アブリボン | むし / フェアリー |
| キュワワー | フェアリー |
| ミミッキュ | ゴースト / フェアリー |
| マギアナ | はがね / フェアリー |
| ブリムオン | エスパー / フェアリー |
| オーロンゲ | あく / フェアリー |
| マホイップ | フェアリー |
| ザシアン | フェアリー / はがね |
| ラブトロス | フェアリー / ひこう |
| バウッツェル | フェアリー |
| デカヌチャン | フェアリー / はがね |
| サケブシッポ | フェアリー / エスパー |
| ハバタクカミ | ゴースト / フェアリー |
| テツノブジン | フェアリー / かくとう |
| キチキギス | どく / フェアリー |

初めに
まず、伝説・幻枠について。
ザシアンは強力なので確定とし、残りをディアンシー、マギアナ、アルセウスのどれにするか。ディアンシーは専用技が非常に強いうえに、ホウホウへの切り替えしになりうるので良さそうに見えます。しかし、ディアンシーを採用した場合、ザシアンが苦手とするヘイラッシャに対してあまりにも弱くなってしまいます。アルセウスはわざわざフェアリープレートを持たせるのがかなり弱いので、本構築ではマギアナを採用することにしました。
その他、技範囲と攻撃性能が高いテツノブジンとハバタクカミ、コライドン対策のサケブシッポを採用しました。
ここまでで、アルセウス + ヘイラッシャの並びにほぼ確実に勝てないため、これらを突破するポケモンとしてエルフーンを採用しました。

個体解説
エルフーン

| ポケモン | エルフーン |
|---|---|
| テラスタイプ | ゴースト |
| 特性 | いたずらごころ |
| 性格 | ずぶとい (B↑ A↓) |
| 持ち物 | たべのこし |
| 実数値 (努力値) | H: 161 (204) |
| A: – | |
| B: 150 (252) | |
| C: 97 | |
| D: 102 (52) | |
| S: 136 | |
| 技 | やどりぎのタネ |
| コットンガード | |
| みがわり | |
| ムーンフォース |
調整意図
H: 16n + 1 の最大値 (たべのこし×4 = みがわり の調整)
B: 特化
D: 残り
採用経緯
アルセウス + ヘイラッシャなどの受けサイクル系の対策です。
受けサイクルなどの勝てなさそうな構築に対して、時間切れ勝ちを狙うこともできます。
超後半で採用したので経験数は少ないですが、かなり活躍しそうな様子を見せてくれました。
テラスタイプはほとんど試行錯誤できていないので適当ですが、一応しんそく意識のゴーストです。
試行回数が少なくて選出率は正確に測れていないため、もっと高いかもしれません。
選出率: 5位
マギアナ

| ポケモン | マギアナ |
|---|---|
| テラスタイプ | みず |
| 特性 | ソウルハート |
| 性格 | れいせい (C↑ S↓) |
| 持ち物 | とつげきチョッキ |
| 実数値 (努力値) | H: 187 (252) |
| A: – | |
| B: 135 | |
| C: 200 (252) | |
| D: 136 (4) | |
| S: 63 (個体値3) | |
| 技 | フルールカノン |
| ボルトチェンジ | |
| くさむすび | |
| シャドーボール |
調整意図
H: 特化
C: 特化
S: 最遅+1
採用経緯
特殊受け(カイオーガ等)のクッションとして採用しました。
フェアリー統一では貴重なボルチェンが使えます。
カイオーガ、ホウホウなどを考慮し、テラスタイプは水としました。
初めはトリックルームを持たせていましたが、技範囲が狭く、耐久もそれほど高くなく使いづらかったため、最終的にはとつげきチョッキ型にしました。
専用技のフルールカノンは強いには強いですが、フェアリー統一においてメイン技がフェアリータイプなのは微妙です。加えて命中90です。
そのため使いづらく、アシレーヌのほうが欲しいと感じる場面も多々ありました。
本当はもっと上手い使い方があるのかもしれませんが、私の力不足によりそれほど活躍することができませんでした。
選出率: 6位
ザシアン

| ポケモン | ザシアン |
|---|---|
| テラスタイプ | ノーマル |
| 特性 | ふとうのけん |
| 性格 | ようき (S↑ C↓) |
| 持ち物 | くちたけん |
| 実数値 (努力値) | H: 167 |
| A: 222 (252) | |
| B: 135 | |
| C: – | |
| D: 136 (4) | |
| S: 220 (252) | |
| 技 | きゅじゅうざん |
| インファイト | |
| ワイルドボルト | |
| みがわり |
調整意図
A: 準特化
S: 特化
採用経緯
本レギュレーションで使用可能な唯一の伝説です。
本構築では黒バドレックスが非常に重いため、対策としてテラスタイプをノーマルとしました。
素早さは対ザシアン、135族用に最速です。
高速アタッカーのみがわりは相手のテラスタイプを特定できるという意味でとても強力であるため、技範囲よりもみがわりを優先して採用することにしました。
ムゲンダイナ等の耐久系を考えると つるぎのまい も採用したいところですが、技枠的に諦めました。(ザシアンは交代しない前提で立ち回ることも多いため、つるぎのまいの価値はやや下がります)
ワイルドボルトはホウオウ対策です。
ザシアンは割と強いですが、ヘイラッシャ入りに非常に不利であるのが大きな問題です。フェアリー統一の範囲でそこをカバーするのがとても難しく、それが勝率の低さに大きく影響しているように感じます。
選出率: 4位
サケブシッポ

| ポケモン | サケブシッポ |
|---|---|
| テラスタイプ | ほのお |
| 特性 | こだいかっせい |
| 性格 | ずぶとい (B↑ A↓) |
| 持ち物 | ゴツゴツメット |
| 実数値 (努力値) | H: 222 (252) |
| A: – | |
| B: 166 (252) | |
| C: 86 (4) | |
| D: 135 | |
| S: 131 | |
| 技 | ステルスロック |
| トリックルーム | |
| かえんほうしゃ | |
| ほえる |
調整意図
H: 特化
B: 特化 (こだいかっせいの能力上昇対象)
採用経緯
コライドンとメタモン(ザシアン)への切り返しとして採用しました。
フェアリー統一ではコライドンがあまりに重く、悩んでいたところ思いつきました。
こだいかっせいで防御を上げ、ゴツゴツメットとフレアドライブの反動で相手のHPを削ります。
ハチマキ以外は後出しからテラスタルを切ればトリックルームで切り返せます。
素の素早さが高く、ハッサム等の低速ポケモンに対して上から かえんほうしゃ を打つことも狙えます。
(ハッサムはゴツメ込みで倒せます)
メタモンの対策もかなり難しかったのですが、炎サケブシッポで一応解決できます。
ただ、他のポケモンにテラスタルを切れないのが難しいところです。
以前はミストバーストを採用していましたが、構築全体で積みアタッカーが重かったため、藍の円盤で習得した ほえる を採用し、トリックルーム以外にも ステロ+ほえる という強力な戦法を使える腐らない存在になりました。
ほえるの採用により、勝率が結構上がったと感じました。
パーティによって炎サケブシッポが刺さっていることが割とあり、優先的に選出することも多かったです。刺さっている場合はテラスタルをもったいぶらず、HPを大切に扱うことが重要です。
選出率: 3位
ハバタクカミ

| ポケモン | ハバタクカミ |
|---|---|
| テラスタイプ | ほのお |
| 特性 | こだいかっせい |
| 性格 | ひかえめ (C↑ A↓) |
| 持ち物 | こだわりメガネ |
| 実数値 (努力値) | H: 131 (4) |
| A: – | |
| B: 103 (220) | |
| C: 205 (252) | |
| D: 156 (4) | |
| S: 159 (28) | |
| 技 | マジカルフレイム |
| パワージェム | |
| サイコショック | |
| ムーンフォース |
調整意図
C: 特化 (H252D4ホウオウをパワージェムで確定1発。こだいかっせいの能力上昇対象)
B: メタモン(A+2ザシアン)の きょじゅうざん 耐え(炎テラス時)
S: 残り (本当は最速グライオン(161)を抜きたいが、妥協)
採用経緯
特殊アタッカー兼特殊受けとして採用しました。
ハッサムをはじめとする鋼対策のマジカルフレイム、ホウオウ(+炎オーガポン)対策のパワージェム、キラフロルやドオーをはじめとする毒対策のサイコショックは確定です。残りは打つ場面が多いムーンフォースとしました。
努力値を素早さではなく防御に振ることで、ザシアンやメタモンの対応がしやすくなります。加えて先制技の対策にもなります。
さらに、特性こだいかっせいでは特攻が上がるので、対コライドン時にトリルアタッカーになれます。
テラスタイプはバレットパンチ等の鋼技対策の炎です。
特殊アタッカー相手にマジカルフレイムを連打する場面もあるため、そこでも役立ちます。
ただ、本環境で炎テラスが有効にはたらく場面はあまりなかったため、黒バドレックスやハバタクカミ意識のノーマルテラスでも良かったかもしれません。
選出率: 1位
テツノブジン

| ポケモン | テツノブジン |
|---|---|
| テラスタイプ | じめん |
| 特性 | クォークチャージ |
| 性格 | やんちゃ (A↑ D↓) |
| 持ち物 | きあいのタスキ |
| 実数値 (努力値) | H: 149 |
| A: 200 (252) | |
| B: 110 | |
| C: 141 (4) | |
| D: 72 | |
| C: 168 (252) | |
| 技 | インファイト |
| れいとうパンチ | |
| かげうち | |
| くさむすび |
調整意図
A: 特化 (バドレックスを れいとうパンチ + かげうち で倒せる。こだいかっせいの能力上昇対象)
S: 準特化
採用経緯
タスキ枠、かつバドレックスやハバタクカミへの先制技持ちとして採用しました。
メイン技のインファイト、カイリューやランドロス、グライオンへの打点となるれいとうパンチ、バドレックスやハバタクカミへの先制攻撃のかげうち、ヘイラッシャ対策のくさむすびで確定です。
れいとうパンチははたきおとすと迷いましたが、ザシアン入りに対してランドロスが選出されることが多いように感じたため、現環境は氷技が重要だと見てこの技構成となりました。
テラスタルはミライドン対策の地面です。
本構築は地面タイプがいないため、ミライドンに対してかなり不利です。そこで、ミライドンのボルトチェンジ等を阻止するための地面テラスを選択しました。
技範囲が広く初手に出しやすかったです。
選出率: 2位
最後に
伝説・幻入りのルールですが、パラドックスポケモンたちが頑張ってくれて何とか戦えたという印象です。
今の選択肢ではここが限界だと感じました。
またレギュレーションIに戻るようなので、何か別のコンセプトパーティでも考えようと思います。
それでは、また。

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